DRONE
広域・長距離の飛行に最適な垂直離着陸型固定翼機(VTOL)「エアロボウイング(AS-VT01)」をご紹介します。活用場面によって、レーザースキャナや、赤外線カメラなど最適なペイロードを選択できます。
AS-VT01
航続距離の制限にとらわれず、
長距離の点検・巡視・調査、広域測量に活用できる多目的ドローン。
「エアロボウイング」は、国産機として初の垂直離着陸型固定翼(VTOL)ドローンとして2020年に発売されました。
最長50km、最高速度100km/hの高速飛行が可能で、山間部の点検や海域の巡視、河川沿いの調査飛行など、長距離・広範囲の飛行が必要な場所で活用されています。
2023年9月5日には、国土交通省が運営する新技術情報提供システム「NETIS」に登録されました。
FEATURES
エアロボウイングの主な特長
組み込みスーパーコンピュータ「Jetson TX2」と自社製フライトコントローラを同一基板で統合し、自動飛行を制御。各アプリケーションに対し、最適なシステムを構築しています。
POINT
1
直線距離50km、サーベイ飛行300haを
1フライトで
固定翼モードで最大50kmの飛行を実現し、長距離および広範囲の飛行ができるようになりました。
POINT
2
離陸から着陸まで全自動飛行
機体の準備から着陸まで複雑な操作は発生せず、安定した運用が可能。 フライトコントローラと内蔵コンピュータの統合により、ボタン一つで、ミッションを実行できます。離陸から着陸まで全自動で飛行するため、機体の操作は発生しません。
POINT
3
LTE通信の活用で無線到達範囲以上の飛行を
飛行中の周囲の状況確認や、制御維持のためにLTE通信モジュールを標準内蔵しています。 飛行時の電波使用申請を行い、承認を受ければ、活用範囲をさらに広げることができます。
POINT
4
限られたスペースから離着陸が可能
マルチコプターモードで垂直に離着陸が可能。山間など、滑走路が確保しづらい場所でも、5m×5mのスペースを確保できれば、離着陸できます。
APPLICATION
主なアプリケーション
点検・調査
山間部や海上などの巡視飛行や調査、長距離飛行が必要な道路や送電線の点検に使用できます。
[主な事例]送電線点検、防災・災害時調査、砂防ダム点検、山間河川の調査点検、水産資源保護など
測量
レンズ交換式の大型カメラやレーザースキャナを 搭載し、数100ヘクタール規模の測量を1フライトで実施できます。
[主な事例]大規模測量、防災・災害時調査
スマート農業
マルチスペクトルカメラを搭載することで、大規模農場での農作物の生育分析等をスピーディーに行えます。
[主な事例]精密農業
緊急時の軽量物資輸送
災害発生時や緊急時に、機体背面のスペースを利用し、数10km離れた隔離地域への医薬品輸送等に活用できます。
[主な事例]災害時の医薬品搬送
PAYLOAD
活用場面に合わせた最適なペイロードを搭載できます。
[主な用途]
測量、点検調査
(広域写真測量、災害発生時の広域調査)
[主な用途]
レーザー測量
(森林や渓谷の地表調査等)
[主な用途]
精密農業
(圃場の育成調査等)
[主な用途]
巡視・調査
(動画による点検、巡視調査等)
[主な用途]
軽量物資輸送
(災害発生時の医薬品配送等)
掲載品以外のペイロードも搭載可能です。
お気軽にご相談ください。
(別途開発費・開発期間が発生します)
PRODUCT SPECIFICATIONS
専用ソフトウエア「エアロボステーション」を使用して、フライトプランにそった自動離発着、自動飛行を実現。使用目的に合わせて、最適なペイロードを選択していただけます。
■ 安全機能
■ 各種認定
外形寸法 | 2150 x 1235 x 415 mm (プロペラ含まず) |
---|---|
本体重量 | 9.45kg (バッテリー含む) |
最大離陸重量 | 11kg |
最大積載可能重量 | 1kg |
飛行可能時間 | 40分 |
最大飛行距離 | 50km |
最高速度 | 100km/h |
巡航速度 | 65km/h |
飛行可能風速 | 10m/s |
飛行制御 |
|
改正航空法 | 対応済み 全国包括申請にも対応 |
安全機能 |
|
フライトコントローラ | 自社製フライトコントローラ + 高性能アプリケーションプロセッサ(Linux) |
センサー | GPS、IMU、カメラ、他 |
拡張コネクタ | USB2.0, USB3.0 x 2, UART |
STILL IMAGE CAMERA SPECIFICATIONS
型番 | UMC-R10C(SONY製) |
---|---|
センサーサイズ | 23.20 x 15.40mm (APS-C) |
有効画素数 | 有効画素数:5456 x 3632 (約2,000万画素) |
レンズ | SEL16F28 |
レンズ焦点距離 | 16mm(画角83度 APS-C時) |
地上解像度 | 高度110m撮影時 2.9cm/px |
DELIVERABLE
オルソフォト(2D)
空撮した写真をエアロボクラウドなどの画像解析ソフトにアップロードにすることで、1枚の大きな地表のモデル写真を作成できます。地表の様子の記録に使用できます。
動画
飛行中に撮影した動画は、動画配信サービスを利用し、モニタールームなどの遠隔拠点にほぼリアルタイムで配信することができます。機体内にも録画データが残るため、フライト後に上空からの撮影動画を再度見返すことも可能です。
SUPPORT
導入時にエアロセンスのオペレーターによる研修(有償)を実施しています。
ドローンの仕組み・運用や法令をまとめた座学講座と、ドローン飛行の実技研修を受講できます。
業務でドローンを活用する際に必要な一通りの知識とスキルを身に付けることができます。
安全にドローンを活用していただくための定期メンテナンスサービス(有償)を提供しています。
メンテナンスチェックシートに基づき、点検・動作確認などを行います。必要な消耗品に関しては交換を行います。
万一の事故に備え、動産保険と損害保険を組み合わせた、東京海上日動火災保険株式会社によるカスターマープロテクション保険プログラムを提供しています。
その他以下のようなことも
対応可能です
RELATED PRODUCT
CASE STUDY
「エアロボウイング」を活用し、熊本県八代市泉町の久連子川流域で砂防堰堤や山腹崩壊等の状況を確認するため、飛行試験を実施しました。
6基の砂防堰堤を含めた久連子川流域飛行距離約13kmの飛行試験を13分で完遂しました。
導入検討・
無料相談したい方
ドローン活用のお悩みから具体的な製品のご検討まで、ドローン導入に関わるご相談を幅広く受け付けます。当WEBサイトのフォームよりお気軽にご相談ください。
SUPPORT