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エアロボマーカー

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エアロボマーカーとエアロボクラウドで写真測量にかかる時間が1/2に。丁寧なカスタマーサポートのおかげでスムーズな運用が実現

エアロボマーカーとエアロボクラウドで写真測量にかかる時間が1/2に。丁寧なカスタマーサポートのおかげでスムーズな運用が実現

戸田プロット有限会社 様

千葉県を中心に、設計や製図、それに伴う測量業務を一手に請け負う「戸田プロット有限会社」。今回は代表取締役の小山様にお話を伺いました。

写真測量業務の中で、標定点設置にかかる時間や画像解析の長さに課題を持たれていた小山様が、エアロセンスのGNSS受信機「エアロボマーカー」や画像解析クラウド「エアロボクラウド」を導入することでどのような効果が得られたのか。

具体的な使い方を交え、お話し下さいました。

エアロボマーカーとエアロボクラウドを導入するまでの経緯を教えてください

エアロセンス製品を導入する前は、20枚ほどの標定板(対空標識)を使い、日々の測量業務を行っていました。現場で標定点を置いてまわり、都度トータルステーションを用い計測する工程が非常に大変で…。負担軽減につながる方法を探していました。

インターネットで情報収集していたところ、「エアロボマーカー(以下、マーカー)」を見つけました。同時に画像解析ソフト「エアロボクラウド(以下、クラウド)」も提供している点に興味を持ち、エアロセンスパートナー(代理店)に問い合わせをしました。

マーカーとクラウドを組み合わせて使用すると、取得した位置情報をクラウドが自動で標定し、さらに成果物の取得まで全自動でできることが分かりました。これが実現するならすごいと思いました。

また、マーカーは価格面でも、一般的なGNSS受信機に比べ遥かにリーズナブルです。この点も決め手となり、思い切って購入を決心しました。

エアロボマーカーとエアロボクラウドをどのように使用されていますか

標定点測量を中心に使用しています。マーカーを置き、ドローンを飛ばし、撮影した画像をクラウドを使って解析処理する流れです。

当社の測量案件は、10ヘクタール前後の現場が多いですが、2分割で撮影するようなプランでドローンを飛行させることが多いです。

撮影後は、クラウドで生成した地形モデルを、福井コンピュータさんの「トレンドポイント」を使い、後から統合させるという使い方をしています。

導入した後、どう感じましたか

エアロボマーカーの良いところは、スイッチを入れて置くだけで正確な位置を計測できるところでしょうか。さらに、クラウドで読み込むと、位置情報を自動で評定してくれるのが素晴らしいですね。

エアロボクラウドの方は、なんと言っても処理の速さが魅力。いくつか画像解析処理ソフトを使用してきましたが、解析が終わるまでの速さが全然違います。対空標識の設置と、その後の撮影画像の解析にかかる時間が大幅に短縮されました。

具体的に、導入前と後ではどのくらい違いがありましたか

マーカーとクラウドを導入する前は、10ヘクタール程度の広さの測量では、現場で丸一日、解析に丸一日と、合計2日程度かかっていました。

一方、マーカーとクラウドを使用する場合、現場では2〜3時間程度、画像解析も5ヘクタールあたり2〜3時間で終わります。

丸一日あれば、10ヘクタールの測量を、現場の準備から成果物の取得まで終えられています。エアロボマーカーとエアロボクラウドを使用する前に比べ、おおよそ1/2くらいの時間になっています。

エアロボマーカーとエアロボクラウドのご利用に関して満足度はいかがですか

マーカーとクラウドを使った標定点測量は素晴らしく、満足しています。

丁寧なサポート体制も良いですね。国内メーカーということもあり、質問に対してすぐに回答がくるので助かっています。困ったときは電話でカスタマーサポートに相談すると、大抵すぐに解決できますから。今まで使った画像解析ソフトの中で、一番スムーズに使用できています。

素敵な感想をありがとうございます。今後エアロセンスに対して期待することはありますか

エアロボマーカー、エアロボクラウドには大変満足しています。

今後は更にシームレスなドローン写真測量体験ができるように、製品をアップデートしていただけることを期待します。

建設ドローンについて、社長の佐部とアクティオ様との対談記事が掲載されました

建設ドローンについて、社長の佐部とアクティオ様との対談記事が掲載されました

株式会社アクティオ(建設機械レンタル最大手)様が運営するwebメディア「レンサルティングマガジン」で、社長の佐部浩太郎が、アクティオの日南様と対談した記事が掲載されました。

国交省が推進する「i-Construction」を進める上でも、注目されている建設ドローン。「なぜ今ドローンが必要なのか」「ドローンに何ができるのか」といったことについて、それぞれ現場側と開発側のお立場から語っています。
建設現場におけるドローンの活用方法とともに、建設ドローンにの未来についても話をしています。
ぜひお読みください。

「エアロボオンエア」とは

 

有線ドローン「エアロボオンエア」は、ケーブルから常時給電できるため、長時間の飛行が必要な監視や警備、中継、などの用途に最適なドローンです。
光ファイバー複合ケーブルを使用しているためテレビ中継に使用できるほど高品質なズーム映像が撮影可能です。

「ドローン写真測量の手間を約74%削減」

「ドローン写真測量の手間を約74%削減」

福留建設株式会社

http://www.fukudome.co.jp

事業内容

■土木建設業
トンネル、河川、造成 道路改良、維持補修(橋・トンネル)
橋梁工事(上部・下部)、上下水道
■太陽光発電事業

導入サービス

エアロボマーカー

エアロボクラウド

設立

1958年(昭和33年)5月

Q1:これまでの貴社の ICT 取組(ないし本件に関連した取組)についてお聞かせください。

弊社は2015年7月にドローン第1号(DJI社製)を購入し、飛行に必要な許可申請を行い、同年12月から取得工事現場にて着工・完成などの空撮を開始しました。

2016年度から本格的にICT施工に取組むべく「i-Construction推進チーム」を設置。他県でICT施工に取組んでいる建設業者様を訪ねドローンや解析ソフトといったICT活用に必要な情報収集から作業を開始しました。同年5月からはドローンによる3次元起工測量の試行を開始すると共に、現場ではICT建設機械「マシンガイダンスバックホウ」を初導入し、活用効果について検証を実施。ICT建機リース会社様やソフトメーカー様の協力のもと徐々に自社での解析マニュアルを確立し、試行開始から5か月後の2016年9月に直轄工事では初となる「施工者希望Ⅰ型」による全面的ICT活用工事(河床掘削)を実施するに至りました。

2020年4月時点では現在施工中の工事も含め、12件の全面的ICT活用を実施しています。

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Q2:そのなかで、エアロセンスを知ったきっかけ、エアロセンス製品・サービスを選ばれた理由は何でしょうか?

 弊社ではドローンによる空中写真測量を活用する頻度が多く、対空標識の設置及び対空標識に対する基準点測量に掛かる作業時間の多さに大変苦慮をしていました。そんな中、測量機器販売代理店様よりエアロボマーカーの存在を聞きすぐさま当社でプレゼンをして頂きました。

マーカーを紹介して頂いた当初、社内では費用対効果が見込めるのかという不安の言葉も少なくありませんでした。しかし一方では、エアロボマーカーを導入することにより対空標識に掛かる作業時間ロスの軽減をすることが可能だと感じる者も多く、更なるICT活用の充実を図る為弊社での購入に踏み切りました。

Q3:どのようにエアロセンス製品・サービスを活用されましたか/されていますか?

主にドローンによる3次元起工測量及び出来形測量の対空標識にエアロボマーカーを活用しています。又、現場杭の基準点測量にも導入を実施しています。

Q4:実際に使ってみて、いかがでしたでしょうか?(良かった点や改善要望など)

購入前に感じていた不安は実際に使用することで完全に払拭されました。弊社では主にエアロボマーカー及びエアロボクラウドでの基準点測量計算をよく活用しています。エアロボマーカーは既定どおり配置し1時間程度電源をいれておくだけで測位情報が取得でき、エアロボクラウドによる自動計算及び測量成果報告書の自動作成も行え、精度も問題無く公共工事で使用できるという大変画期的な機能が充実しています。

エアロボマーカー活用以前に懸念していた空中写真測量でネックとなる対空標識設置の煩わしさが軽減されました。従来対空標識の使用と比較すれば約74%の作業短縮・人員削減を実現することが出来ており、測量面積の大きさにほぼ比例して作業日数・人員の削減率も向上すると思われます。(※グラフ参照) 又、エアロボマーカーを活用することにより当初予定していなかった突発的な空中写真測量にも迅速に対応することが出来、施工のロス時間低減や発注者からの要望に素早く応えることが可能となりました。

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Q5:今後エアロセンスに期待することや、これからの貴社の ICT 取組(ないし本件に関連した取組)について、その展望をお聞かせください。

エアロボクラウドには現時点でも充分な機能が多く備わっており、ICT活用工事を進めるうえで当社では無くてはならないものとなっています。更なる測位・計算速度の向上を期待しています。

エアロセンスから貴社へのメッセージ

エアロボマーカー/エアロボクラウドをご活用いただき、また、詳細なレポートを誠にありがとうございます。

高知県における弊社パートナーと製品の初回導入説明に同行させていただいときの、皆様の自社で・自分でものにしていこうとされる姿勢を、今でもとても印象深く覚えております。

作業工数の中でとくに基準点測量関連処理は、弊社想定を上回るほどの削減効率でした。このように現場で最大限活用されていることが、弊社にとって、何よりの喜びです。ICT施工現場のさらなる効率化に貢献できるよう、今後もサービスを改善、提案し続けて参ります。引き続き、よろしくお願い致します。

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