野球の祭典「マイナビオールスターゲーム2021」を長時間空撮 - スポーツ生中継ならエアロボオンエア
株式会社テレビ朝日 様
2021年7月17日に楽天生命パーク宮城で開催された野球の祭典、「マイナビオールスターゲーム2021」が生中継された際、エアロセンス株式会社の有線ドローンシステムである“エアロボオンエア(Aerobo on Air)”が長時間の連続空撮に使用されました。
東日本大震災から10年という節目の年に、野球の底力を見せてくれた熱い試合と開催地である宮城県仙台市の美しい街の様子をリアルタイム伝送することにより、東日本大震災復興支援企画としての生中継番組へ貢献することができました。
エアロボオンエアは、設置開始~空撮開始、および、空撮終了~撤収完了を各10分程度で行うことが可能です。また、空撮高度も低空から最大90mまで簡単に調整でき、ズームされた映像から俯瞰映像、そして周囲の風景まで様々な映像をお届けできます。固定カメラよりも、簡単に設置できて多彩な高画質映像を生中継できるので、スポーツをはじめとするテレビ生中継での活用が期待されています。
空撮時の様子
飛行当日の仙台は最高気温が30度を超える非常に熱い日でしたが、機体操作も映像伝送も、問題のない円滑なオペレーションを終始行うことができました。
球場の駐車場から球場を覗き込むように飛行高度を調整しながら空撮し、テレビ朝日様の指示に従って試合の全体の動きや美しい夕焼けに染まった仙台の街並みなど撮影の仕方を変えていきました。
楽天生命パーク宮城からエアロボオンエアで空撮した仙台の街並み
そして、球場に設置された固定カメラによる映像とは異なるドローン特有の映像を、4時間30分という長時間に渡って連続して撮影することができました。
使用後のご評価 スポーツ局スポーツセンター 野球中継担当 佐藤様
震災から10年、仙台で開催となったマイナビオールスターゲーム2021。何か意味のある画を撮りたいと模索した結果、ドローンでの空撮にたどり着きました。復興はまだ道半ばだとは理解していますが、復興している東北の様子も随所に入れ込みたいと思ったからです。
エアロボオンエアで撮影できるものは私の想像以上でした。俯瞰だけでなく空撮から打者へズームイン、街並みから球場へのPAN※など……多彩な、そして印象に残る映像を中継に乗せることができました。
エアロセンス様には様々なご提案をいただき、今年ならでは、仙台開催ならではのオールスター中継ができたと思っております。猛暑の中、お力添えいただきありがとうございました。
※映像のフレーミングを移動するため、カメラの向きを左右に振ること
エアロセンスからテレビ朝日様へ
当日はスケジュール変更などもありましたが、お忙しい中、皆様から温かなお心遣いと多大なご支援を賜り誠にありがとうございました。選手の皆様の真剣勝負や球場の活気あふれる様子とそのエネルギー、そして仙台の街並みに、震災から10年続く復興への想いをとても強く感じました。
皆様がもつ、野球を通じて笑顔を届けたいという想いに共鳴しながらお仕事をご一緒させていただき、大変光栄でした。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
球場外から見たエアロボオンエアの飛行の様子