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危機管理産業展2024出展のお知らせ_エアロセンス

エアロセンス、危機管理産業展2025に出展

– 災害対応に向けた導入が進むVTOL型ドローンの具体的な活用事例を紹介 代表取締役社長 佐部浩太郎による講演も実施 –


自社開発の国産産業用ドローンとクラウドサービスを通じてさまざまなソリューションを提供するエアロセンス株式会社(所在地東京都北区、代表取締役社長佐部浩太郎、以下「エアロセンス」)は、頻発する自然災害を背景に、災害発生時の情報収集や復旧への迅速な意思決定を支援するドローン活用の必要性の高まりを受け、2025年10月1日(水)から3日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展」に出展します。

 

当社ブースでは、災害現場において迅速かつ広域に情報収集が可能な垂直離着陸型固定翼(VTOL)ドローン「エアロボウイング」の最新モデルを展示するほか、自治体によるVTOL型ドローンの運用体制の事例や、災害発生時を見据えた導入事例を交え、自治体や官公庁の防災・危機管理における具体的な活用例についてご紹介します。(エアロセンスブース場所:東京ビッグサイト西1エリア、3G-03

 

なお、開催初日の101 日(水)に、弊社代表取締役社長 佐部浩太郎による講演を実施いたします。ドローンを導入する自治体が増える一方、平時の活用が不十分のため実際に災害が発生した緊急時にスムーズな活用が行えないことが課題となっています。本講演では、自治体におけるVTOL型ドローン導入の実例をもとに、日常的な訓練や利活用の工夫、災害時の運用体制、レベル3.5飛行実現へのプロセスについてご紹介します。

 

他にもドローンを導入した自治体の運用体制や災害対応を見据えた活用例を紹介し、自治体が自らドローンを活用することの意義や、災害発生時の現場での有効性について解説します。講演終了後には質疑応答の時間も設け、会場の皆様からの質問に直接お答えいたします。


【代表取締役社長 佐部浩太郎 講演概要】


エアロセンス 代表取締役社長 佐部浩太郎

日時

10月1()  13:00~13:45

テーマ

災害支援に向けたVTOL型ドローン導入後の訓練と活用

会場

RISCONセミナーRB-3会場

 

入場料・セミナー聴講料は無料ですが、事前登録が必要です。以下サイトからお申込みください。弊社社長佐部の講演聴講をご希望の方は、事前登録後、セミナーページからお申込みください。

 

https://www.kikikanri.biz/registration/guide.html

【開催概要】

展示会名

危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025

会期

2025年10月1日(水)〜10月3日(金)10時〜17時

会場

東京ビッグサイト 西1・2ホール



危機管理産業展2024出展のお知らせ_エアロセンス

東海旅客鉄道株式会社とエアロセンス株式会社、トンネル内で長距離自動飛行が可能なドローンの制御方法を共同開発

東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」)とエアロセンス株式会社は、トンネル内で長距離自動飛行が可能なドローンの制御方法を開発しました。この制御方法は、10kmを超える長大なトンネルでの設備点検や異常時対応への活用が期待できます。

 

1.背景(別紙1)

・JR東海では、将来の労働力人口減少に対応するためにICT等の最新技術を活用し、効率的な業務遂行体制の構築に取り組んでいます。日々の設備点検や異常時の情報収集は、これまでは主に係員の目視で行ってきましたが、ドローンで取得したデータなどを活用した省力化にも取り組んでいます。

・一般的にドローンは、全地球航法衛星システム(GNSS)を活用して機体の位置を認識しながら飛行させることができますが、トンネル内ではGNSSが使用できないため、センサ等を活用して自らの上下・左右位置と向きを認識し、周囲の構造物と一定の距離をとりながら飛行させる必要があります。

・トンネル内での制御方法の一つに、3D-LiDARセンサ(注1)を活用する方法がありますが、三次元空間での複雑な情報処理を伴うため、その多くは時速約10km以下の低速飛行となります。その結果、長距離の自動飛行が難しく、長大なトンネルの設備点検には向かないという課題がありました。

・そこで、GNSSが使用できない環境下でも長距離の自動飛行を可能とする新しい制御方法を開発しました。

 

2.新しい制御方法と長距離飛行試験の結果(別紙2)

・ドローンに搭載した2個の2D-LiDARセンサ(注2)で、予め指定した飛行位置と実際の飛行位置とのずれを把握し、自動で補正しながら飛行します。(特許出願済)

・今回、この制御方法を搭載したプロトタイプ機で、山梨リニア実験線のトンネル内で飛行試験を行い、時速約30kmで10km程度の距離を安定して自動飛行できることを確認しました。




3.今後の予定

・今後は、新幹線のように架線等の様々な設備・構造物があるトンネル内においても、安定した自動飛行ができるか検証を続けてまいります。本技術の実用化により、長大なトンネルでの点検等の省力化を目指します

注1 空間内での物の位置を3次元的に測定できるレーザー光を用いたセンサ

注2 空間内での物の位置を一つの平面上のみで測定できるレーザー光を用いたセンサ

別紙1と2はこちらをご参照ください

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